【児童養護施設】

じどうようごしせつ

社会的養護・社会的養育という考えのもと、保護者がいない児童や保護者の養育が適当でない場合に、家庭に代わる子どもたちの家として子どもたちを守り、育てる施設。全国で約600カ所あり、概ね18歳未満の児童が約2万3,000人入所しています。安定した生活環境を整えるとともに、生活や学習の指導、家庭環境の調整を行ない、子どもたちの心と身体の健やかな成長と自立を支援します。児童福祉法の改正に伴い、児童養護施設では、より家庭に近い環境で過ごせるように少人数グループで養育を行なう小規模グループケアを推進するほか、短期入所生活援助(ショートステイ)や夜間養護等(トワイライトステイ)など、地域の子育て支援拠点としての役割も担っています。