【子どもの貧困】

こどものひんこん

家庭の経済的困窮や親の疾患、ネグレクト、地域コミュニティからの孤立などにより、十分な食事や教育の機会が与えられない、衛生状態の保持が困難、頼れる大人が身近にいないなどの子どもの状態を指します。当事者やその家族に自覚がないケースや、積極的に支援を求めないケースも少なくなく、実態が「見えにくく、捉えづらい」といわれています。令和4年2月に「こども家庭庁設置法案」が閣議決定され、児童相談所や教育機関、自治体、民間団体と連携した支援体制づくりが進められています。