2024.09.02
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アウトリーチ支援を学ぶ研修会 連携士ができることを考える

佐賀 唐津医療福祉センター

唐津医療福祉センターの特養・ケアハウスめずら荘は昨年度、働くことに悩を抱えている1549歳までの方々に対し、協力企業として就労に向けた支援を行う地域若者サポートステーションへの職親登録を行ないました。そこで、この分野の理解を深めようと済生会地域包括ケア連携士が企画し、5月17日に研修会を実施しました。

当日は、センターの地域包括ケア連携士11人と公認心理師2人が参加。アウトリーチ型の活動を行なう認定特定NPO法人スチューデント・サポート・フェイス(S.S.F.)唐津事務所の中島直子さんを講師に迎え、佐賀県・唐津市のひきこもりや不登校児童の現状、それに関わる行政対策やサポート事業、対象者への具体的な関わり方などを学びました。

唐津市のサポート体制はまだ明確に確立されておらず手探り状態ですが、今後はヤングケアラー支援やひきこもり中高生向けへの職業紹介といった活動を通じてサポートできないかと考えています。

特別養護老人ホーム・ケアハウスめずら荘

※この記事は、機関誌「済生」2024年7月号掲載時の情報です。