2025.03.24
ニュース

国境なき医師団外科医の活動報告会に120人

新潟 済生会新潟県央基幹病院

12月12日、外科主任診療科長の中塚英樹医師が国境なき医師団(MSF)の活動報告会を行ない、約120人が会場・オンラインで参加しました。
中塚医師は2024年8月末から2カ月間、南スーダンのアビエイでMSFの外科医として活動。限られた医療資源の中で治療に携わりました。
報告会では、医療資源不足や衛生環境の問題といった現地での課題、文化や気候への適応などについて貴重な体験が語られました。さらに、貧困の状況や生活環境、インターネット環境、派遣先の決定プロセスについても説明がありました。また、中塚医師は他にも近隣の高校でも講演を行なうなど、地域にも自身の活動や経験を伝えています。
参加者はこの報告会を通して、医療の現場が国境を越えてつながっていることを改めて認識。国際協力の大切さや、国際支援支援活動への理解を深める貴重な機会となりました。

 

済生会新潟県央基幹病院

※この記事は、機関誌「済生」2025年2月号掲載時の情報です。