2025.11.17
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認知症の身近な不安への対応策を解説

大阪 済生会富田林病院

2025年8月7日、「認知症は誰でもなりうる病気〜みんなで支えれば怖くない〜」と題し、株式会社URコミュニティと済生会富田林病院共催の「認知症講座」を金剛団地第4集会所で開催しました。同院の認知症看護認定看護師の小西看護師が講義を担当し、認知症の早期発見や症状・進行に伴う困りごと、適切な対応方法などについて、当人や家族の視点から深く解説し、24人の地域住民が参加しました。

参加者からは、「一人住まいでの不安」「知人の認知症への対応」など、身近な問題に対する質問が多く寄せられ、同院の認定看護師に加えて、メディカルソーシャルワーカーや社会福祉協議会の職員などからも、地域全体での支え合いや地域包括支援センターへの相談が推奨されるなど、具体的な対応策が説明されました。 認知症とは誰でもなりうる病気であり、地域全体で知識を共有し、支え合うことの大切さを再認識した一日となりました。

済生会富田林病院

※この記事は、機関誌「済生」2025年10月号掲載時の情報です。