性暴力救済センター・ふくい「ひなぎく」は今年4月に開設10年を迎えました。北陸3県で初、全国で11番目のワンストップ支援センターとして2014年、当院内に窓口を設置。性犯罪や性暴力の被害者に対して、精神的・経済的負担を軽減しながら総合的な支援を関係機関団体と連携して行なってきました。

センター長の産婦人科・細川久美子医師は「これからも私たちは性暴力被害者の皆さんに寄り添い続け、支援していきます。どんな性暴力も決して許されることはなく、被害者は何も悪くありません。自分を責める必要は全くないということを、これからも強く伝えていきたい」と話しています。

（福井県済生会病院）

※この記事は、機関誌「済生」2024年12月号掲載時の情報です。