2025.07.14
ニュース
“誰もが活躍できる場”を目指して 地域共生型コミュニティの形成
北海道
北海道済生会

北海道済生会は、連携する大型商業施設「ウイングベイ小樽」内に活動拠点として「済生会ビレッジ」を設置し、これまでさまざまな活動を行なってきました。2024年9月には、日本財団からの助成を受け、ユニバーサルスポーツエリア「スポーツスクエア」、就労支援エリア「ワークスクエア」、重度心身障害者も利用可能な交流スペース「コミュニティスクエア」をオープン。“誰もが活躍できる場”の提供を目指して活動を開始しました。
スポーツスクエアには市民向けのモルック・ボッチャ会場を開設。2024年度は2300人以上が利用し、22回のイベントが行なわれました。ワークスクエアではワークステーションを開発し、子育て世代、高齢者など多世代の市民の利用を促しています。子ども向けの就労体験会なども行ない、136人が利用しました。コミュニティスクエアにはAEDや救急カートを設置。地域ボランティアが毎月、介護予防体操などのイベントを開催しています。7回の介護予防イベント活動が行なわれ、合計204人が参加しました。また、17人の医療的ケア児や重症心身障害児による利用がありました。
今後も活動を推進することで、障害者をはじめとした社会的マイノリティの人々に対する認識が深まるとともに、多様な交流を創出し、社会的孤立を防ぎます。
(北海道済生会)