2025.02.25
ニュース

安心して暮らせるまちへ 認知症不明者捜索訓練

大阪 大阪府済生会吹田病院

10月29日、吹田市川園地区認知症サポーターを対象に「声かけ見守り訓練」を吹田市認知症地域支援推進員、地域包括職員、地域で活躍する認知症サポーターとともに開催しました。
これは認知症になっても安心して暮らせるまちを目指して、徘徊役の人を捜索し声をかけるという模擬訓練で、当日は近隣住民14人が参加。熱演する徘徊者役(↑写真)に対して、参加者は声かけのタイミングを図りながら、時には協力し合って訓練に取り組んでいました。その後の意見交換会では「周りに助けを求めることを学んだ」といったコメントもあり、認知症のある方を地域で支えていこうとする意識が高いことが分かりました。
吹田病院でのこうした取り組みは初めてでしたが、参加者等の前向きな声も受け、来年度も実施することを考えています。

大阪府済生会吹田病院

※この記事は、機関誌「済生」2025年1月号掲載時の情報です。