2025.08.04
ニュース

病院と就労継続支援事業所が連携 新たな就労支援モデルを形成

北海道 北海道済生会/就労継続⽀援事業所ぷりもぱっそ(B型)

小樽病院に併設する就労継続支援B型事業所ぷりもぱっそは、病院職員ユニホームのクリーニング業務を可能な限り内製化して受注することで、安定した業務を行なうことができています。しかし、乾燥室が狭い、アイロンプレッサーが整備されていないなど、洗濯業務の作業環境が脆弱なため一度にたくさんの洗濯物を処理することができず、大半の職員ユニホームのクリーニングを外注しているという課題がありました。

そこで、日本財団からの助成により作業環境を改善することで、洗濯業務の内製化をさらに拡大。洗濯能力を8000枚/月に増やすことが可能になり、より多くの利用者さんが働くことができる環境を整備しました。これにより、計画当初から現在までの期間で利用者が3人増加。工賃は北海道平均の283.7円(全国平均233円)の倍額以上の580円への引き上げを計画しています。

北海道済生会

※この記事は、機関誌「済生」2025年6月号掲載時の情報です。