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神経発達症(発達障害)

神経発達症(発達障害)

しんけいはったつしょう(はったつしょうがい)

脳機能の発達が影響してコミュニケーションなどに生まれつき障害がある症状の総称。対人関係能力・社会性に障害がある「自閉症」や不注意から同じミスを繰り返したり、じっとしていられず衝動的に行動したりしてしまう「注意欠陥多動性障害(ADHD)」、読み書きや計算など特定の能力にだけ著しく困難を示す「学習障害(LD)」などがあり、併発することもあります。また、生活環境や年齢によっても症状に変化があります。障害の特性を理解し、薬物療法による症状の緩和、特性に合わせた工夫の取り入れ、同じ悩みを抱える本人・家族同士の交流「ピアサポート推進事業」などにより、日常生活の困難を軽減できます。幼少期に診断、適切な治療を受けられないまま大人になり、「うつ」などの二次障害の発症により発覚するケースも少なくありません。

関連用語

【発達障害者支援センター】

発達障害児・発達障害者への総合的な支援を行なう専門機関です。発達障害者とその家族が豊かな地域生活を送れるよう、医療・福祉・教育・労働などの各関係機関と連携し、相談に応じて適切な助言や指導を行なっています。済生会でも静岡県からの委託を受けて静岡市発達障害者支援センター「きらり」を運営しています。地域の中核施設として保育所や事業所へ助言などを行なう「児童発達支援センター」地域の身近な相談先として、障害や発達の偏りのある子どもを支援する「児童発達支援事業」などと連携しながら、利用者の年齢に応じた支援を行なっています。

【療育(発達支援)】

障害のある子ども・可能性がある子どもを対象とする支援活動。個々人の発達状態や健康状態、家庭環境などに合わせて、「言語・コミュニケーション」「人間関係・社会性」などを重視したSST(ソーシャルスキルトレーニング)、作業療法などを行ない、将来的な自立を目標に、日常生活・社会生活を円滑に営めるようサポートします。保護者の不安や悩みに寄り添う「家族支援」、保育所などの子育て期間と連携を深める「地域支援」があわせて行なわれます。

事例

医療的ケア児