【保健所】
ほけんじょ
専門的・広域的な視点から地域住民の健康を支え、公衆衛生や地域保健の向上と増進を図るための行政機関のこと。地域保健施策の総合的推進を定めた「地域保健法」に基づいて設置され、都道府県、政令指定都市、中核市、および特別区(東京23区)が運営しています。各保健所の規模に合わせて、保健師、公衆衛生医師、薬剤師、獣医師、栄養士、精神保健福祉士などの多職種を配置。具体的な活動としては、インフルエンザや結核などの感染症が発生した際の疫学調査や、生後91日以上の飼い犬を対象とした狂犬病予防(飼い犬の自治体への登録・年1回の予防注射など)、飲食店・宿泊施設・美容院などの営業許可や立ち入り検査を行なっています。そのほか、精神保健に関する専門相談、難病患者への支援、食中毒発生時の原因究明や行政処分なども担います。主に個人の健康相談や母子保健、予防接種など身近な保健サービスを提供する市町村の「保健センター」とは異なり、感染症対策や食品衛生の監視など、法律に基づいた地域の健康危機管理体制の整備を行なっている点が特徴です。地域の医療機関や関係行政機関と緊密に連携し、地域保健施策の中核として機能しています。
参考サイト
地域保健(厚生労働省)
保健所の活用の仕方(厚生労働省)
事例



















