【特定福祉用具】

とくていふくしようぐ

要介護の認定を受けた人を対象に、家族の介護負担を軽減し、自宅での自立した生活を支援することを目的に、介護保険を利用して購入できる福祉用具のこと。入浴や排泄の際に直接肌が触れることからレンタルには適さないと厚生労働省が特定したものが対象となります。具体的には、腰掛便座、自動排泄処理装置の交換可能部品、排泄予測支援機器、入浴時に使う椅子などの入浴補助用具、簡易浴槽、移動用リフトのつり具の部品の6品目です。要介護の認定を受けた人が利用できる仕組みで、1年に合計10万円を支給限度として、年齢や所得に応じて購入額の7〜9割が払い戻されます。都道府県の指定を受けている事業所で購入する必要があり、事業所の福祉用具相談員か、ケアマネジャーに相談して手続きを行ないます。

参考サイト
どんなサービスがあるの? – 特定福祉用具販売(厚生労働省)
福祉用具・住宅改修(厚生労働省)
福祉用具専門相談員(厚生労働省)