統合失調症、気分障害(うつ病等)、パニック障害、アルコールや薬物の依存症、認知症など、おもに脳の機能障害により感情や行動に影響が表れる疾患。判断能力の低下などから、日常生活や社会参加に困難をきたします。薬物療法のほか、行動療法が行なわれます。誤解や偏見の対象となり、社会参加が妨げられるケースもあるため、正しい知識の普及が求められます。身体障害と異なり、外見からは判断がつきにくい障害・疾患でもあるため、公共交通機関などでの支援や配慮が必要な場合は、ヘルプマークを身に着ける方法もあります。