【アウトリーチ(outreach)】

あうとりーち

直訳すると「外へ手を伸ばす」。社会福祉の分野では、必要な助けが届いていない人に支援機関などの側からアプローチして支援を行なうことを意味します。2017年に改正された社会福祉法では、地域福祉の推進として地域社会からの孤立が長期にわたる人などに対し、訪問によって状況を把握したうえで相談に応じ、福祉サービスに関する情報提供や助言などを行なう「重層的支援体制整備事業」が創設されました。 具体的な事業の一つに、「アウトリーチ等を通じた継続的支援事業」があります。 対象となるのは、例えばひきこもり精神障害や精神疾患、生活困窮などで自分からは助けを求められない場合や、本人や家族が問題に気がついていないケースもあります。医療機関や行政、地域住民同士のネットワークなどから潜在的な支援対象者を把握し、本人との信頼関係を構築しながら支援することが要となります。 済生会鴻巣病院では、埼玉県から事業を受託し、関連施設と地域でチームを組み、アウトリーチ支援事業に取り組んでいます。