まちのあちこちにある
ソーシャルインクルージョンな
場所・モノ・コトをピックアップ
イオンモールの
まちづくり
イオンモールの
まちづくり
ショッピングモールから社会を変える
日常もいざという時も、地域とともに。
課題解決で暮らしを彩るイオンモール
国内外に180店舗以上を構える「イオンモール」。気軽に買い物を楽しめるショッピングモールとしてだけではなく、健康・文化イベントの開催や、ワクチン接種や期日前投票所などの会場提供、さらには防災拠点の役割まで担っています。各地域の人々にとって身近な存在だからこそ、地域のためにできることがあるはず。そう考え、イオンモールは地域社会の課題にソリューションを提供することを目標に掲げて活動をしています。
様々なイベントを通して、地域住民へ新たなきっかけや出会いの場を提供するエンターテインメント推進部長の最上さんと、今年4月に新設された社会・地域課題の対策、対応を行なう地域サステナビリティ推進室長の渡邊さんを訪ね、イオンモールが取り組むまちづくり、大切にしている思いについて伺いました。
毎日の生活に近いイオンモールだからこそ、
リアルな地域課題が見えてくる
イオンモールが掲げるコンセプトは「ハピネスモール」。ショッピングモールとして、地域の人々やパートナーと一緒に「みんなの『しあわせ』が生まれる場所」を作ることを目指し、地域のニーズに合わせたさまざまな企画を行なっています。
意識しているのは、専門店のスタッフの方々、自治体や団体と一緒に考え、「主語をイオンモールにしない」こと。抱えている課題やニーズは地域によって多種多様なので、モールごとに違ったアウトプットが生まれます。各地域の人々が本当に求めているもの、暮らしを支えられるサービスとは何か。スタッフ一人ひとりが、新たな課題やサービスの発見に思考を巡らせながら、地域住民と街を見守っています。
エンターテインメント推進部長
最上亜紀さん
地域の健康増進をサポート!
済生会と結んだ「まちづくり協定」
2019年に、イオンモールと済生会で「未来に向けた持続可能なまちづくり協定」を締結。イオンモールの身近な日々の生活や健康に寄り添う姿勢と、保健・医療・福祉サービスの提供を通してソーシャルインクルージョンを具現化する済生会。それぞれが拠点を持つ全国の地域で、一緒にまちづくりに貢献していくためのパートナーシップです。
全国のモール内では、店舗ごとに健康増進イベントや防災・救助訓練の開催、また無料で血圧測定や健康相談などができる「街かど保健室」が開設されています。
イオングループの取り組みでは、2020年12月に新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、安定した生活が困難となった子どもや子育て世帯を支えるため、NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえと「子ども食堂応援団」を発足。全国のイオン約9,000カ所で活動応援募金を実施しました。
地域サステナビリティ推進室長
渡邊博史さん
「ハートフル・サステナブル」な未来をめざすイオンモール
イオンモールでは、イオンサステナビリティ基本方針に沿って、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを続けてきました。その地域社会に貢献・活性化する取り組みが「ハートフル・サステナブル」です。
2018年に策定された「
イオン 脱炭素ビジョン」をもとに、店舗、商品・物流、利用される地域住民の人々とともに取り組んできた、脱炭素社会の実現を目指した温室効果ガスの削減。2025年までに国内全モールの使用電力を実質CO2フリー電力とし、2040年までには直営モールで地産地消の再生可能エネルギーを100%使用という明確な目標達成に向け、活動を行なっています。環境に配慮した持続可能なモールを提供するために、周辺地域と協⼒して地産地消の再⽣可能エネルギーの創出に取り組むほか、モール利用者の家庭内で発電した実質CO2フリー電⼒をEVでモールへ供給するV2AEONMALLの推進をめざしています。
災害時にも対応できるほど多くの電力を使うイオンモールだからこそ、省エネに留まらず、“使う電気を自分たちでつくる”ことにチャレンジ。環境保全への活動と、いざという時の防災拠点の役割を担いつつ、イオンモールは地域社会への貢献を目指しています。
地域サステナビリティ推進室長
渡邊博史さん
エンターテインメント推進部長
最上亜紀さん
目の前の課題を解決することに加えて、社会の変化に合わせて進化を続ける「ハピネスモール」。新しい未来を切り拓いていく、イオンモールの意志を象徴しています。
エンターテインメント推進部長
最上亜紀さん