【情報アクセシビリティ】

じょうほうあくせしびりてぃ

アクセシビリティ(accessibility)は、近づきやすさ、利用しやすさ、便利であることなどと訳されます。パソコンやスマートフォンといった情報通信機器が広く活用される現代において、障害者や高齢者を含め、すべての人が円滑に機器やサービスを利用できる情報アクセシビリティが求められています。障害者基本法では、基本的施策のひとつとして、「情報の利用におけるバリアフリー化」が定められています。情報アクセシビテリティを反映した製品には、例えば、高齢者や視覚障害者を想定し、メールなどの文章を音声で読み上げるスマートフォン、聴覚障害があっても光で着信に気がつける電話器などがあります。また、公共団体などのウェブサイト製作にあたっては、総務省が「みんなの公共サイト運用ガイドライン」を公表しています。例えば、誰にでもわかりやすいメニュー名とすることなど、誰でも使える情報源であり、意思表示や各種申し込み等の手段にもなるウェブサイトへの反映を支援しています。