【自立支援医療制度】

じりつしえんいりょうせいど

精神疾患や身体の障害がある人を対象に、通院や手術にかかる医療費の患者負担額を軽減するための公費負担医療制度のこと。制度の対象となる人は、統合失調症などの精神疾患があり通院を必要とする人、身体障害者手帳の交付を受けており、治療によってその障害を除去・軽減する確実な効果が期待できる人、また、身体に障害があり治療による効果が期待できる児童が対象となります。精神疾患に関する医療を精神通院医療、身体障害に関する医療(18歳以上)を更生医療、18歳未満は育成医療と呼び名も変わります。具体的な治療例としては、向精神薬や精神科のデイケア、人工関節置換術、ペースメーカー埋込術、人工透析など。受給するためには、医師の診断書などを沿え、居住地の市区町村の窓口での申請が必要です。