【総合診療医】
そうごうしんりょうい
「総合診療医」とは、特定の病気や症状、器官にこだわらず、また、年代・性別等を問わず、地域に暮らす患者の治療や健康管理を行なう医師のことです。幅広い医療の知識・知見から多角的に病気を診断するだけでなく、患者の生活や仕事環境、家族関係などから病気の背景を探り、時には家族のケアも含めてさまざまな視点から病気の根本的な解決を目指します。また、地域住民の身近な「かかりつけ医」として「地域全体を診る医師」としての役割も持っています。領域別専門医や医療機関、福祉機関、地方自治体や一般企業、学校などと連携しながら、患者が健康に地域生活を送るためのサービスをコーディネートし、さらにまち全体の医療や福祉のニーズを踏まえ、誰もが健康に暮らし続けられるまちづくりにも寄与しています。
事例