【こんにちは赤ちゃん事業(乳児家庭全戸訪問事業)】
こんにちはあかちゃんじぎょう(にゅうじかていぜんこほうもんじぎょう)
生後4カ月までの乳児がいる国内すべての家庭を訪問し、子育て支援や親子の心身の状況把握などを行なう事業のこと。全国の市区町村で実施されています。乳児がいる家庭の孤立防止を図りながら、地域の中で子どもを健やかに育成できる環境整備を進めることを目的としています。児童福祉法に定められた支援で、努力義務のもと市区町村が実施しています。訪問者は、保健師、助産師、看護師、母子保健推進員などのほか、広く子育て経験者からも登用され、事前に研修プログラムを受講します。訪問先では、育児などの不安や悩みを聴き、相談に応じるほか、子育て支援に関する情報提供を行ないます。また、乳児と保護者の心身の様子及び養育環境の把握により、支援が必要な場合は、事業担当者と市区町村の母子保健担当者などでケース会議を開催し、地域の適切なサービスに橋渡しします。
参考サイト
乳児家庭全戸訪問事業ガイドライン(こども家庭庁)
乳児家庭全戸訪問事業(こんにちは赤ちゃん事業)の概要(厚生労働省)
関連用語
事例