【フレイル】

ふれいる

健康な状態と、要介護状態の中間を指す言葉で、「虚弱」や「衰弱」という意味の「frailty」の日本語訳として日本老年医学会が提唱した言葉です。加齢に伴い心身の活力が低下し、病気などのストレスに対する回復力が弱まってしまった状態です。多面性を持っていることが特徴で、身体的フレイル、精神・心理的フレイル、社会的フレイルなどに大別されます。身体的な側面としては、筋力や歩行能力などの機能が低下するサルコペニアや、それに伴い転倒しやすくなるといった状態を指します。また、精神・心理的な側面としては、軽度のうつ認知症の症状が出ている状態、社会的な側面としては家に閉じこもって孤立してしまうといった状態があります。適度な対処をすれば症状の改善・遅延が可能であり、早期に対処することで健康な状態に戻ることが期待され、バランスのよい食事と口腔ケア、ウォーキングやストレッチなどの適度な運動、趣味やボランティアによる社会参加が予防・改善に有効だといわれています。

参考サイト
高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施に関する経緯(厚生労働省)
介護予防・フレイル予防(東京都福祉局)
フレイルに関する日本老年医学会からのステートメント(一般社団法人 日本老年医学会)

一覧に戻る
関連する取り組みをもっと探す