【緩和ケア】

かんわけあ

命に関わる病気に直面する患者さん本人とその家族に対し、病気に伴う身体的・精神的な痛みを和らげるためのケア。特にがんの場合は、呼吸困難感やがん性疼痛、病気への不安感など、疾患によるさまざまな苦痛を取り除き、質の高い治療やその人らしい生活の継続等、QOLの改善にアプローチできることから早期から治療と同時並行で行なうことが推奨されています。緩和ケア病棟(パブリック・ケア・ユニット)は、病気への治療行為を行なわないホスピスと違い、医師や看護師、薬剤師、栄養士、公認心理師(臨床心理士)など多職種チームによる医療ケアやサポートを24時間受けることができます。