【孤独・孤立対策担当大臣 (孤独・孤立対策担当室)】

こどく・こりつたいさくたんとうだいじん (こどく・こりつたいさくたんとうしつ)

2021年、イギリスに次いで世界で2番目に誕生した孤独・孤立対策専門の大臣。任命と同時に、内閣官房に対策室が設置されました。設置の背景には、コロナ禍によって対面でのコミュニケーションが減少し、人の交流や見守りの場、相談支援を受ける機会が失われたことなどによって、孤独や孤立がそれまで以上に深刻化したことなどが挙げられます。対策室の具体的な活動としては、自殺対策などを行なう全国の支援団体から実例を聞き、政策に活かすための「孤独・孤立のためのフォーラム」の開催、「人々のつながりに関する基礎調査」などの全国調査の実施、相談先を探す人に向け、ウェブサイトなどでの各種窓口の情報発信、NPOなどとの官民連携を促進するための議論の場の設定やワークショップの開催などもあります。