【ヤングケアラー】
やんぐけあらー
本来大人が担うと想定されている家事のほか、高齢者・障害や病気のある家族の介護、幼いきょうだいの世話、家計を支えるための労働などを日常的に行なっている18歳未満の子どもを指します。厚生労働省の調査で、世話をする家族が「いる」と回答したのは小学6年生で6.5%、中学2年生で5.7%、高校2年生で4.1%、大学3年生で6.2%。中学2年生の約17人に1人がヤングケアラーにあたるという結果が出ています。十分な勉強時間や友人とのコミュニケーションの時間確保できないことから、学業や就職への影響、心身の不調などが表れることがあります。全国の児童相談所での相談対応や、当事者・元当事者の交流会などが行なわれています。
関連用語
事例
-
コロナ禍でも地域とのつながりを深めたい
離れていても地域をつなぐウィズコロナの子ども食堂 詳細を見る
-
食を通じて子どもたちが安心できる環境をつくりたい
食を通じて、足立区の「子どもの貧困」に立ち向かう 詳細を見る
-
すべての子どもたちに学習と食事の機会を提供したい
「このNPO自体がなくなること」を目指し子どもと向き合う 詳細を見る
-
追い詰められて罪を犯してしまう若者をなくしたい
大事なのは関係性の構築。悩みをもつ若者を地域全体で支える 詳細を見る
-
制度からこぼれ落ちる生活困窮者を救いたい
人の切れ目をつくらない――生活困窮者を人と制度につなげる 詳細を見る
-
貧困が原因で学習機会が奪われる子どもをなくしたい
子どもが自分の可能性を信じて生きられる社会を目指して 詳細を見る