【孤独死】

こどくし

誰にも看取られることなく、一人きりで迎える死。高齢化や核家族化、社会とのつながりの希薄化がコロナ禍によってさらに加速し、孤独死の発生をどのように回避するかがますます深刻な課題となっています。国をあげて対策を行なうため、2021年には内閣官房に「孤独・孤立対策担当室」を設置。都道府県の公の機関や、全国にある民間団体の活動を支援しながら、ソーシャルメディアを活用して、各団体の相談窓口を紹介しています。孤独死は、貧困や認知症、ひきこもりなどとも深く関連しており、“SOS”を発することのできない当事者に、国や支援団体からアプローチするアウトリーチ支援も重要な解決の糸口になります。