【地域福祉計画】

ちいきふくしけいかく

地域住民などの参加のもと、福祉・保健・医療関係者、民生委員や児童委員といったさまざまな関係機関や専門職が協議し、地域で生活していく上での課題を見つけ、解決のために必要な施策を計画的に整備していくこと。市町村地域福祉計画と、その達成をサポートする都道府県地域福祉支援計画があり、社会福祉法に規定されています。2018年には、計画の策定が任意から努力義務に変更され、高齢者、障害者、児童など、福祉の各分野で共通して取り組むべき事柄が定められました。2021年に創設され、包括的な支援体制づくりを行なう重層的支援体制整備事業では、地域福祉計画に盛り込んだ施策の実施体制を定めるなど、地域共生社会の実現を目指して各地で地域福祉の推進が図られています。

参考サイト
地域福祉計画(厚生労働省)