【医療的ケア児支援コーディネーター】
いりょうてきけあじしえんこーでぃねーたー
医療的ケア児に対する各所の支援を、総合的に調整する職種のこと。医療的ケア児への支援は、保健、医療、福祉、教育など幅広い分野にわたります。また、病院、福祉サービス事業所、学校など、支援を提供する機関もさまざまです。医療的ケア児支援コーディネーターは、多職種連携の橋渡し役となり、適した支援を受けられるようサービスの利用を調整することによって、地域での生活を包括的に支援するための役割を担います。厚生労働省はコーディネーターの養成を促進しており、自治体が養成研修を実施しています。研修を受講し、コーディネーターとして働くための必須資格や年齢制限はありませんが、専門的な知識や経験が求められるため、保健師、看護師、相談支援専門員などを条件とする自治体が多くあります。各地域の医療的ケア児支援センター、障害福祉サービス事業所、訪問看護事業所などに在籍しています。
参考サイト
医療的ケア児等コーディネーター養成研修実施の手引き(厚生労働省)
東京都医療的ケア児支援ポータルサイト相談窓口(東京都)
事例