【訪問看護】

ほうもんかんご

訪問看護とは、訪問看護ステーションまたは病院・診療所等に所属する看護師・保健師・准看護師などが、医師の指示を受けて患者の自宅を訪問し、看護活動を行なうことです。子どもから高齢者まで利用できる年齢に制限はなく、医師が「病気やケガなどの理由で自宅での継続的な療養が必要な人」「在宅療養を行なっているが通院が困難である人」と認めた人が対象となります。訪問看護を行なう際は、医師が作成した「訪問看護指示書」に基づき、患者の心身の状況や希望を踏まえて療養上の目標等を記載した「訪問看護計画書」を作成。主治医に定期的に看護内容や利用者の状況報告を行ない、事業所内の多職種や他機関に所属する介護支援専門員等と連携しながら訪問看護を提供します。地域包括ケアを推進するために看護と介護を一体的に提供する「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」や「看護小規模多機能型居宅介護」などの制度の拡充が進められています。