【ノーマライゼーション/ノーマリゼーション(normalization)】
のーまらいぜーしょん/のーまりぜーしょん
高齢者や障害を持っている人が社会から排除されることなく、健常者と同等に生活できる社会こそがノーマル(正常)であるという理念。そして、そうした社会を目指す取り組みのことを指します。1950年代後半、デンマークの社会省行政官だったN.E.バンクミケルセンが、知的障害者が入所する施設の生活があまりに非人間的な環境にあることに問題を感じて提唱し、世界の障害者福祉の向上に大きく寄与しました。ノーマライゼーションの理念のもとに行なわれる支援には、例えば障害者の自立と社会参加を促進するための福祉サービス提供体制の充実や、障害者の意思を尊重し、自らサービスを選択できるようにする仕組みづくりなどがあります。現在では障害に関係なく、誰一人取り残さない「ソーシャルインクルージョン」という新しい概念に変わってきています。
事例
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