【孤独・孤立対策推進法】

こどく・こりつたいさくすいしんほう

日常生活や社会生活の中で孤独を感じたり、社会から孤立していることで心身に有害な影響を受けている人、また、その家族への支援に関する法律のこと。2024年5月に成立し、6月に公布されました。孤独・孤立対策をめぐっては、2021年に孤独・孤立対策専門の大臣が任命され、内閣官房に孤独・孤立対策担当室が新設されました。孤独・孤立対策推進法は、そうした流れの中で、対策の基本理念、国や地方公共団体の責務、基本的施策、推進体制を定めるためにつくられました。この法律により、内閣総理大臣を本部長とし、全閣僚により構成される「孤独・孤立対策推進本部」を対策担当室とは別に設置。孤独・孤立対策の重点計画の作成を主な役割として、「孤独・孤立に悩む人を誰ひとり取り残さない社会」、「相互に支え合い、人と人との『つながり』が生まれる社会」を目指し、施策の検討などを進めています。

参考サイト
孤独・孤立対策推進法(内閣官房)
孤独・孤立対策(内閣府)