【インクルーシブ教育】

いんくるーしぶきょういく

共生社会の実現、すべての人に質の高い教育を提供することを念頭に、身体障害発達障害などがある子どもたちとない子どもたちが、自分に合った学びの場を選択でき、共に学ぶ教育のあり方。平成28年に障害者差別解消法が施行され、教育現場においても合理的配慮をすることが義務づけられました。通常の学級、通級による指導、特別支援学級、特別支援学校などの選択肢の拡充を含め、専門性を持った人材や医療機関との連携など、地域の教育資源を組み合わせながら、一人ひとりに対応できる多様な学びの場の整備が進められています。入院中・通院中の子どもたちがオンラインで授業に参加するなど、病弱教育への応用も期待されています。